おふとんの人ホームページ教室 → 携帯サイトは必要か?

携帯サイトについて

スリーキャリア対応

スリーキャリアとは、docomo、au、ソフトバンクの3社の携帯電話のことを差します。そして、それぞれの携帯で、携帯サイトの表示方法が異なるために、『スリーキャリア対応』という言葉が生まれました。

つまり、スリーキャリア対応とは、この3社のどの携帯電話で携帯サイトを見ても、デザインが崩れないようなホームページのことを言います。

なぜ、スリーキャリア対応が必要?

「私の店は、docomoのお客様しか来ません。」というお店は、間違いなくdocomoショップで、それ以外ではありえません。また、そういったお店のホームページに訪れる人でも、auの携帯で見ているかもしれませんし、はたまた、ソフトバンクの携帯で見ているかもしれません。

そういったことから、どの携帯で見ている人もすべてお客様である!と思っている方は、やはり携帯サイトは、スリーキャリア対応が良さそうです。


携帯サイトは必要か?

以前に、なぜホームページが必要か?というタイトルで、記事を書きましたが、ここでは、「そもそも、携帯サイトは必要か?」ということについて述べたいと思います。私自身が、すべての携帯サイトを把握しているわけではございませんし、携帯でゲームすらしない人ですので、そういった知識の中で、私の考えを書いているということで、ご了承ください。

どのような商売に向いている?

私が携帯サイトを使う、主な場面は、次の通りです。

「お店の営業時間は?」、「このホームページ、携帯サイトもあるのか・・・。」

この2点です。前者は、携帯サイトがあると期待しないので、あらかじめPCで調べておくことが多いです。後者でも、QRコードがなければ、訪れることはございませんし、携帯サイトを見る必要がなければ、特に携帯サイトを開くことはございません。パケット料金も発生し、文字を入力するのも面倒ですし、いつもPCばかりを使っています。

このポイントに着目すると、携帯サイトに訪れない私は、「PCの方が便利である!」と考えていることがわかります。

ということは、PCを持っていない人か、PCよりも携帯の方が便利だと思っている人が、ターゲットとなりそうです。ですので、主婦、高校生が、主なターゲットとなる商売が良いかもしれません。

携帯用の地図ページ

分かりにくい場所に、お店が存在するときは、ホームページ上にQRコードを入れて、携帯でQRコードを読み込むと、地図と営業時間、そして電話番号が表示されたら便利です。私は、飲食店や雑貨屋さんのホームページを依頼されたときは、携帯用の地図ページをおすすめしています。

QRコードとの連動

QRコード

今まで、いくどかQRコードという単語が出てきていますが、これは携帯が読み込むことのできるバーコードのことです。QRコードは、通常のバーコードとは違って、2次元になっていますので、2次元バーコードとも言われています。

ホームページにQRコードを入れておくと、画面を見た人が、携帯電話をかざして、QRコードのURLを読み込むことができますので、いちいちURLを手入力する手間を省くことができ、とても便利です。

ということで、QRコード作成ツールを作ってしまいました。

近い将来、携帯サイトは必要なくなる!?

あくまでも私の考えなのですが、iPhoneのような画面の大きな携帯電話が少しずつ普及してきています。そうなると、携帯サイトではなく、PCサイトを直接見られるような人が増えてきます。そういった人ばかりになれば、当然ながら携帯サイトは必要ありません。


携帯サイトを使ったPR

駅のホームのポスターにQRコード

駅のホームや、待ち合わせ場所など、人が集まり、そして少し休憩していくような場所の広告やポスターに、QRコードが目立つようになってきました。待ち合わせでは、人は携帯電話に向かっている人がほとんどですので、ふとポスターに目が止まった人が、ポスターのQRコードを見て、「ちょっと詳細を見てみよう」と思うかもしれません。

そういった意味でも、最近のDPTデザイナーさんは、QRコードを作ることができた方が良いようです。

名刺にQRコード

QRコードを名刺に入れることによって、アクセスしてみると、どういった人だったか思い出すようなものがあれば、良いかもしれません。女の子の名刺に、QRコードの下に「アクセスしてね」と、かわいく書いてあったら、男の人であれば鼻の下を伸ばしながらアクセスしてしまうかもしれません。

「QRコードにアクセスしてくださった方の中から、抽選で50名の方にプレゼント!」というものがあって、絶対に当たるような仕組みにしても、おもしろいかもしれません。