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かな索引「り」

立体キルト (りったいきると)

一般に羽毛布団には、羽毛が片寄らないように、キルティングが施されているが、その方法によっては羽毛が潰れたり、十分な量の羽毛を入れられないなどして、保温性が下がるといった問題が生じていた。この問題を解決する方法の一つが、立体キルトである。

立体キルトとは、羽毛布団の羽毛が入る空間が広く取れるように、キルティングを行う方法。その代表的な方法としては、側地の間に、壁となる帯状の布地を入れて、その布地を介して側地を縫い合わせる。

リフォーム (りふぉーむ) reform

リフォームとは、新品同様に布団を再生すること。主に、羽毛布団の再生のときに用いられる。綿布団の場合は、主に仕立て直しと言う場合が多い。

羽毛布団のリフォームは、中綿羽毛を取り出し、それを良質なものと不良なものに選別する。そして、良質なものを新しい側地の中に入れ、羽毛が不足していたら新しい羽毛を補充して完成。

仕立て直し、 「仕立て直し

リンタ (りんた) linter

リンタとは、コットンボール綿と種子に分離した後の種子に、まだ残っている短い繊維のこと。糸繰機から出た綿くずを指す場合もある。

リンタは、種子からリンタを取り除く装置によって、更に繊維と種子に分離される。この装置のこともリンタと言う。リンタの繊維は短いので、通常の布団綿と比べて堅いので、近年まで、座布団中綿として使われていた。戦後、リンタはGHQ駐留軍の就寝用マットレスに利用されていたこともあった。

現在では、主にレーヨンの原料として利用される。


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