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かな索引「か」

ガーゼケット (がーぜけっと) Gauzeket

ガーゼケットとは、ガーゼ地を数枚重ねたキルトケットのこと。綿100%のものが望ましい。

ガーゼ地 (がーぜじ)

ガーゼ地とは、ガーゼ状の生地のこと。

化学繊維 (かがくせんい)

化学繊維とは、石油、石炭などから、化学的に合成し作り出された繊維のこと。天然繊維から合成した繊維のことを指す場合もある。

化繊合成繊維、 <->天然繊維

額縁布団 (がくぶちぶとん)

額縁布団とは、裏地をふき返しにして、表地が額縁のように飾られた、和風仕立て掛け布団のこと

和布団

掛け (かけ)

布団販売店などでよく使われる掛けとは、掛けて使用する布団毛布などの総称。特に、この布団のことを掛け布団と言が、この意味で使用されることが多い。

掛け (かけ)

掛けとは、綿糸の本数を数える単位のこと。一掛けで、綿糸が一巻き。

掛け布団 (かけぶとん)

掛け布団とは、体の上に掛けて寝る布団のこと。中綿に、綿羊毛などを使用した掛け布団を言う場合、それらの材質名を前にもってくる。「例:綿掛け布団

<->敷布団

かさ高 (かさだか)

かさ高とは、羽毛の品質を表す値の一つで、単位はcmである。

測定方法は、室温20℃DB、相対湿度65%RHで、内径29cmのシリンダーに、羽毛30gを入れて放置し、シリンダーの直径程度ある丸型の120gの重りを、羽毛の上からそっと乗せ、2分後の羽毛の高さを測定する。この値が、かさ高となる。

かさ高の値が大きい羽毛ほど、ダウンボールが大きく、不純物が少ない傾向にあり、高品質なものであるとされる。

飾り座布団 (かざりざぶとん)

飾り座布団とは、和風の置物や人形などの下に敷く座布団のこと。

加持布団 (かじぶとん)

加持布団とは、「四国霊場八十八カ所別格第八番十夜ヶ橋」の無病息災のお守りとなる、40cm×50cmの小さな掛け布団。作り方は、普通の掛け布団とほぼ同じで、十夜ヶ橋の下に安置されている横たわった弘法大師像の大きさに合わせたサイズ。愛媛県大洲市の布団屋さんが、加持布団を制作して納め、お祓いをすることにより「お守り布団」となり、無病息災のお守りとして、十夜ヶ橋大師堂で販売されている。

大師布団、『十夜ヶ橋』、『お大師布団

カシミア (かしみあ)

カシミヤ

カシミヤ (かしみや)

カシミヤとは、カシミヤ山羊の毛。または、それを使った製品。その中でも、カシミヤ山羊のうぶ毛を使ったものが、品質が良く希少価値も高くて、高級品とされる。

獣毛

カシミヤ布団 (かしみやぶとん)

カシミヤ布団とは、カシミヤを使った布団のこと。カシミヤは弾力性が低いため、掛け布団しかない。そのため、カシミヤ掛け布団とも言われる。

カシミヤ掛け布団 (かしみやかけぶとん)

カシミヤ掛け布団とは、中綿カシミヤを使った掛け布団のこと。

カシミヤは弾力性が低いため、かなりの量のカシミヤが必要となり、非常に高価である。高品質なカシミヤを中綿に使用すると、1枚が100万円以上になることも珍しくない。ポリエステル綿を混ぜた上に、粗悪なカシミヤを使用したカシミヤ掛け布団は、5万円前後で購入できる。

カシミヤ毛布 (かしみやもうふ)

カシミヤ毛布とは、カシミヤを使った毛布のこと。粗悪品が多く出回っており、カシミヤ100%と表示されていても、カシミヤの原産地や毛の選別の程度などで、品質や価格がかなり大きく違ってくる。

化繊 (かせん)

化繊とは、化学繊維の略。会話の中での化繊は、化繊綿や化繊の生地を指すことが多い。

化繊布団 (かせんぶとん)

化繊布団とは、中綿化繊綿を50%以上使用した布団のこと。

化繊布団

化繊綿 (かせんわた)

化繊綿とは、化学繊維を用いた綿(わた)のこと。主に、ポリエステル綿のことを指すことが多い。

固綿 (かたわた)

固綿とは、ポリエステル繊維木綿などをフェルト化した厚手のシートのこと。主に、敷布団中芯として用いられる。

家庭用品品質表示法 (かていようひんひんしつひょうじほう)

家庭用品品質表示法とは、昭和37年に制定された、一般消費者に販売される家庭用品に対して、そのほとんどすべてに適正な品質表示をほぼ義務化する法律。ここで言う家庭用品とは、繊維製品、合成樹脂加工品、電気機器具及び雑貨工業品を指しており、生活必需品のほとんどが含まれていると思われる。

また、繊維製品の分類に関して特に記載がないため、すべての繊維製品が該当することになるが、その製品を広く販売していない場合は表示義務を免れる場合がある。つまり、地域密着型の手作り布団の店で販売されている手作り布団は、品質表示をしなくても良い可能性が高い。

法律第百四号(昭三七・五・四)

角綴じ (かどとじ)

角綴じ(すみとじ)

カバー (かばー)

布団販売店などで出てくるカバーとは、布団などの、汚れや痛みの防止用に包む布のこと。

特に、布団用のカバーを布団カバーベッドマットレス用のカバーをボックスカバー、枕用のカバーを枕カバーと言う。他にも、運動場のトラックのような形状の穴が開いた、和布団用のカバーなどもある。材質は、ブロード地タオル地ジャガード織りなど多数ある。

カバーリング (かばーりんぐ)

カバーリングとは、布団などを、その四隅にカバーと結ぶヒモを付けたり、無地側地を採用したりして、カバー仕立てにすること。また、カバー仕立ての布団のことを指す場合もある。尚、無地の布団のことを、ヌード布団と言う。

綿布団のカバーリングは、1970年頃、洋布団と同じくして生まれたとされる。

カバーリング

(がわ)

側とは、側地のこと。

側地 (がわじ)

側地とは、布団座布団などの表地裏地の総称。または、それらを縫い合わせたもの。

生地

(かん)

貫目

貫目 (かんめ)

貫目とは、重さの単位のこと。意味はと同じであるが、布団関連では、貫よりも貫目が多く用いられる。主に木綿わたの重さに用いる。100目打ちの木綿わたが10枚で1貫目。